Hope

みる 考える 行う。 希望をみて、考えて、行うんだ。 時に、それは力尽きて 時に、それは幻のようで 時に、それは屈折して そして、時に、遠く、、、 でも、夢みるちからを持つんだ。 それが、一歩目なんだ。 そう、あのひかりへ はじめの一歩。

しゃくやく

ちっちゃいからってばかにするな ちからこぶだって ちっちゃいからたくさんちからがでるんだ。 つばきさく春に ぼくもさく

touch!

ミッケ ミッケられたひとは ミッケられなかったひとに そっと、そっと。おしえてあげてください。 ところで。 あれれれ! さきのほうのはなびらいちまいないぞ。 ないぞ、ナイゾ・・・ ナイショ

くりん草

となりの藤畑がみごろをおえてしまって、 そのとなりのくりん草畑にきました。 みごろをおえても生きてるはずなのに。 おなじ花には変わりないのに。 どうして咲いてるのばかり欲するのかなあ。 わたしとハナちゃんはきっと似ている。 ‘よくばり’

はなもも

モモから生まれたからモモタロウなのか モモタロウが生まれたからモモなのか。 モモがなるからモモなのか。 そういえば、スモモもモモだっていうあのウタ。今でもウタえるでしょ。 こちらは ウタはないけど、これぞはなもも。

ZAZENSOU

ハナちゃんは、ポンタにつぶやきました。 「あたしもザゼンしてよくをおさえたほうがいいかなあ。」 「ネコはあしがみじかいから、すわれないよ。」 「すわるだけがゼンじゃないよお。せんせいがいってた。 あるくのも、うたうのもゼンだって。」

福寿草

みいつけた ことしいちばんの あたしんちにも あなたんちにも みんなにも せかいじゅうおはないっぱいになるといいなあ

I am. You are. I am here. You are there. Here and there and everywhere, We are.

スイレン

ハナ:「モネおじちゃんのより色濃いね。」 かんべい:「おひさまが不十分さ。」 ハナ:「あのあと、雷雨で。」 かんべい:「くもってたもんね。」 ハナ:「つぼみがかわいそうだね。」 かんべい:「いいや。彼らはつよい。どんな状況でもはなひらく。」

「ぼたん寺にいってからずっと、、、 ぼたんがすきでした。」 「あじさい寺にいってからずっと、、、 あじさいがすきです。」 ハナちゃんもけっこういいかげんなこです。

ぼたん

「あなただから」 「あなただから」 「あなた」 「あなた」 ‘ふたりとも天の川を渡ったんだ’ ハナちゃんだけが気づきました。

あやめ

天の川は お星様の この 地上の川は 花々の 夏の舟で漕ぎいでるかわ 夏の舟で君にあいにいくかわ

わたしははな。 かきつばた 花弁がしろのおめめ。 あやめちゃんとしょうぶくんとはいとこ 名はとくにない。 平らなところのより おつきさまひとつ遅く夢開く。 彼らはさつきの わたしはみなづきの満月の夜 ハナちゃんにも語らない 語れない

にほんじゅうのお父さんに贈りたい ほんとは、もう一杯いきたかったんでしょ。 ほんとは、まだ吸いたいんでしょ。 ほんとは、残りの一切れかんぱち食べたかったんでしょ。 ぼくに残してくれてありがとう ぼくのおさいふにこの一輪はきびしかったけど ぼくは…

「このほしのどこかで始まるって まりの会 登り藤のように にっしょうきもおどればいいなあ」 ハナちゃんは暁にほほえみました。

「ハナちゃんは動物。ご主人にかわいがられていいね。」 すみれは言いました。 「いつもニャンニャンしてるのもひと苦労。 すみれちゃんは大地がお父さんなの?」 「うん 大地がお父さん おひさまがお母さん。 大地がお母さん おひさまがお父さん」

「雨にぬれてこの孤独を消したい」 「雨にぬれながら」 「雨にぬれても」 こんな歌をハナは明けに口ずさみました。

かさ 和がさ あか むらさき しろ うすべに ぼたんも、雨をしのぎたいんだなあ

草の上にねそっべたら

草の上にねそべって 仰ぎ見たら ぼたん と 青空 青い傘がありました。

こねこのハナ

黄 があるからうす紅が映える うす紅 があるから黄が映える ハナちゃんは言いました。 あなたも、わたしも きっときっと 支えあっているんだなあ

山に吹くのは 風か 嵐か はたまた やまぶきか。 「むべやまかぜをあらしというらん」

『こんにちは こんな季節にはじめまして。 わたしは、今日咲きました。 あなたは、標高1,100mの場所まで来たんですね。 ここでは、いま顔を出すとちょうどいいんです。 でも、まだちょっぴり寒いんですが....』

つつじの丘の つんつんつつじ まるまる まるまり みるもの みりょう

鞍馬の天狗か 比叡の行者か、はたまた 先斗の芸妓か しだれしだれて 謎めいてる。

歴史の藤原不比等も お山の富士も だあれのお墓かまだわからない藤ノ木古墳も いるのかなあ、不死鳥も。 このうつくしさ 摩訶不思議

ありがとう おひさま きょうもありがとう あなたが わたしに向かって下さるから わたしも あなたに 向かって誇ります。 ピッとせすじを 胸はって きょうもいちにちありがとう

しばざくら

ちいさくてもそれ しばにさいてもそれ しろのも むらさきのも あかいのも ピンクのもあって それは、それは 桜。

どどどどど

ここここ このはな ののはな なんのはな どこのはな おてらの花 どどどど どのてら なんのてら どこのてら 光の前の寺 このまちの寺

U君、 ステディな方と フラワーシャワーを浴びながら このトンネルを 歩む姿を見てみたい

ハナ

ハナは どうぶつのこねこさんです。 わたしは、言いました。 富士山です。 おとなりの県のは世界遺産登録されました。 これは、しばざくらのです。 わたしのまちのあります。 小沢のです。 うえて ふやして おていれしてくださったみなさま ありがとうござい…