産地証明1 信州唯一の寒天製造レポート

e-kanten2005-01-12

寒天』とは、『寒ざらしのところ天』という言葉に由来するといわれています。『寒ざらし・・ろ天』、『寒・・ざし・・天』、『寒・・・天』、    『寒天』といったぐあいです。


      『寒いところにさらされたところてん』


江戸時代、京都の茶屋で冬にところてんをお客が食べのこしました。それを外に置いておきました。自然のちからで、よる凍結し、ひる融解を繰り返しました。数日後水分が完全に抜け、日持ちのする乾燥したものになりました。

        『寒ざらしにされたところ天』
        『寒天』の誕生です。


 以来この伝統を守りつづけ、天然工法により『かんてん』が、信州・伊那で製造されています。『天然糸寒天』です。

 
 ところ天が凍結し乾燥されている第一日目のようすが写真です。ふだんみなさんが召し上がるところ天は凍結すると『カチカチ』の状態になります。

 信州の澄みわたる空気のもと、おひさまの恵をあび、氷がとけます。凍る、解ける。凍る、解ける。『天然糸寒天』がこうしてつくられていきます。


ご覧頂いてわかるでしょうか?太陽のひかりを受けやすくするように南に少々傾けて干されています。古くからの知恵がこんなところでも生かされています。


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