上質な寒天と「気」

e-kanten2005-02-18

3年毅組宮澤薫さん。こんにちは。おがさわら けんごです。2月17日の日記にコメントありがとうございました。今回は、こちらの日記内からお返事を差し上げます。3回目の寒天作りの始まりだそうです。


あそび、スポーツ、勉強。なんでも、「技術が、」、「技術がひつよう。」と言われます。
確かに、そうです。しかし、最後に物事を決するのは、「気」であるかと。


お友達とあそんで、楽しいという「気」
スポーツをうまくなりたいという「気」
もっとできるようになりたいという「気」
            そして「元気」


小笠原の天然製法での寒天づりは、泣きたいような寒さや、重労働もあります。いい寒天を作るためにみんなで前を見ています。みなさんも、寒いなか、力をこめて「てんつき」をしました。(写真はみなさんが、てんつきした寒天


寒天作りに秘訣(ひけつ)はありません。
みなさんの元気が、暗いニュースをふきとばして、寒天作りを成功させることを、希望いたします。


これからみなさんが、成長するにつれて、目にするかもしれません。「芥川賞」「直木賞」の創設者である菊池寛(きくち かん)。「恩讐の彼方に」(おんしゅうのかなたに)
「一念岩をも通す」と言うテーマです。いっしょうけんめい行えば、岩にも穴が開く。と言う意味です。

この話を私が知ったのはちょうどみなさんが生まれたころ。あれから、いっしょうけんめいやっても、岩に穴が開くわけがない。と思ったことももちろんあります。が、岩に穴は開く。と愚直(ぐちょく)にも信じる昨今です。