e-kanten2005-12-27

観る者を熱く魅了した

銀盤の競演。フィギュアスケート全日本選手権

トリノへの切符、

代々木第一体育館。

そこから、青山一丁目、

左折して三宅坂方面へ。

赤坂警察署をちょうど過ぎた所に

お稲荷さんがある。

それは誰でもが知るようにきつねの社。

それが祀られる場所は必ずといっていいほど決まっていて

古墳時代の古墳跡。

ヒトは古来から無意識のうちに場所に対する記憶を持っていて、

ヒトが現在尊い場所とするのは、古来から同じだと。

古墳時代から更に遡ると、そういった場所は

ヒトと畏怖の異界との境界線であったという。

縄文・石器時代と遡ると、そういった場所は中沢新一氏がいうように“ミシャグジ空間”と呼ばれる。

アースダイバー

アースダイバー

石神井公園というのがあるけれども、これも、“シャクジイ”=“ミシャグジ”空間と同義で、

同じく古代からヒトが尊い場所としている場所が、ヒトの記憶の中を受け継がれ現在に残っているよい例。

多少の語弊を許していただけるなら、

出雲の大社。伊勢の心の御柱。諏訪の御柱。もこれらと同じ“ミシャグジ空間”




もう数日で、詣でのときがきます。

ひと時先に失礼いたしました。ありがとうございます。