「かけて」

「Danceして」

「リズムで」

と私は言ったんです。伊那西スケート場でスケートの生徒に発したんです。

電気や天然ガスを使用しない、天然の寒さではっている氷。

現在では希少なリンクです。

 

コーナーの出口で歩数をあげて加速する練習でした。

数日後、それらのことばに欠けているものがあることに気づきました。

「Music」です。

ただたんに「かけて、Danceして、リズムで」ってやってみても、

やっぱり「音楽」があった方がしやすい。

そこでまず私がやってみました。歌いながらコーナリングしたんです。

トゥーランドット

歌詞は日本語のもの、‘この愛のうーたをー、、、、’

生徒は、おもしろがって大笑いしてましたが、、、、

次に、教え子に自分で音楽を決めてもらって歌いながらやってもらいました。

自然とみんな楽しくなりました。スムーズに回りました。

たくさんのことばを尽くすより、一曲がスケーティングを美しくさせました。

 

ソチの鈴木明子選手が過去の大会でこんなことを言っていました。

「からだのなかから音楽がほとばしるようなスケーティング」

音響機器から流れてくるのでなく、‘なかから’‘ほとばしる’というところに私は着目し共感しました。

 

今日も、「マイタペ」に来てくれてありがとうございます。

私は、この記事を‘トゥーランドット’を口ずさみながら書きました。